不整脈の診断・治療
心臓は1日に約10万回拍動し、全身に血液を送っています。正常では規則正しいリズムで拍動を繰り返していますが、このリズムが乱れるのが不整脈です。
不整脈は高血圧症、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心臓弁膜症、心筋症など、心臓の病気や心臓に負担がかかる場合に起こります。
不整脈の症状としては、動悸、めまい、失神、胸部違和感、息切れ、胸痛などがありますが、症状が出ない場合もあります。
治療
まずは、心電図等を用いた検査から不整脈の診断をいたします。
治療は抗不整脈薬など、投薬によって不整脈を抑えたり、脈拍をコントロールしたりする治療が一般的です。その他、体外メースメーカー電極による心筋焼灼術(カテーテルアブレーション)、恒久的ペースメーカーや植え込み型除細動器 の導入が必要となるある場合もあります。